賃貸物件を借りる際には、洗面台の使いやすさを重視する方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、独立した洗面台がある賃貸物件です。
メリットとデメリットがあるため、事前にチェックするようにしてください。
独立洗面台とは?
賃貸物件で独立洗面台があるということは、浴室内に洗面台がないことを示しています。
また、トイレと洗面台が別に設置されているという意味もあります。
独立した洗面台がある賃貸物件は、グレードを上げた物件が多いようです。
とくに、一人暮らし向け物件では、スペースの関係上ユニットバスを採用していることが少なくありません。
ユニットバスは「トイレ」「洗面台」「浴室」が1つになったタイプです。
なかにはトイレが別のユニットバスもありますが、どのタイプも限られたスペース内に設備を納めなければならない場合に採用されています。
独立洗面台の設置ではスペースが必要なため、ワンランクアップしたグレードだと考えておくと良いでしょう。
独立洗面台がある賃貸物件のメリット
賃貸物件に独立洗面台があると、多数のメリットがあります。
「収納スペースがある」「電源が使える」「湿気が少ない」ことなどがメリットです。
独立洗面台は収納が設けられているものが多いため、小物の整理に便利でしょう。
鏡の裏側の収納や、シンクの下に収納が付けられている場合があります。
収納が多ければ、水に触れさせたくないコスメや、ヘアケア剤の収納に便利です。
ストック品も収納できるため、週末しか買い物に行けない方も助かるでしょう。
また、電源が使えると、ドライヤーやヘアアイロンなどを使うときに便利です。
美容家電などは電源コードの長さが限られているため、使用する場所の近くに電源があると、延長コードを使わなくて済みます。
最後に、湿気が少なく、鏡が曇りにくいというメリットもあります。
最新の独立洗面台のなかには、鏡にヒーターを付けることで、より湿気で曇りにくくしたタイプもあります。
独立洗面台がある賃貸物件のデメリット
賃貸物件で独立洗面台がある物件は、家賃が高めの場合があります。
設置にはスペースが必要なため、通常より5,000円以上家賃が高くなっている物件も少なくありません。
なるべく家賃が安い物件を探したいなら、デメリットを感じてしまうでしょう。
また、浴室と別にあれば湿気は気になりませんが、完全に湿気がないとはいえません。
浴室に隣り合った場所に洗面台があるなら、浴室からの湿気に注意してください。
換気扇の設備があると、湿気が気にならなくなるでしょう。