賃貸物件を探す際に「中部屋よりも角部屋のほうが生活しやすい」と思い込んでいませんか。
中部屋には角部屋にはない良さがあることを知っておくと、お住まいを探す選択肢が広がります。
そこで今回の記事では、中部屋だからこそ得られるメリットについてご紹介しますので、賃貸物件を選ぶ際の参考になさってください。
家賃の安い賃貸物件を狙うなら中部屋がおすすめ
角部屋の物件は採光性や風通しが良いうえ、圧迫感がないといった理由から人気があるため家賃が高い傾向にあります。
さらに、角部屋の賃貸物件そのものの流通数が少なく、希少性が高いことも家賃が高くなってしまう理由の1つです。
日中外出する機会が多く、日当たりや風通しにあまりこだわらないのであれば、家賃の安い中部屋が狙い目です。
賃貸物件の中部屋の湿気対策5選をご紹介
角部屋に比べて窓数が少なく、お部屋同士が隣接する状態ですので、どうしても空気の循環が悪くなり湿気がたまりやすくなってしまいます。
また、多くのマンションやアパートが鉄筋コンクリート造りということも、湿気を招く要因の1つです。
そこで、湿気を防ぐための5つの方法を以下でご紹介します。
水回りを使用する際には換気扇を回す
キッチンで調理をするときや入浴後の浴室は、どうしても水分が室内にたまってしまいますから、ご自身で意識して換気扇を回すようしましょう。
密閉した空間を作らない
寝室や書斎など、普段利用しない部屋のドアを開けておいたり、襖やクローゼットに関しても締め切った状態にしないことで、空気の循環が良くなります。
エアコンの除湿機能を利用する
梅雨時など、雨が長く続く日はどうしても室内の湿度が高くなってしまうため、エアコンの除湿機能や除湿機を利用しましょう。
新聞紙でエコに除湿する
構造上、空気の流れが悪くなってしまう下駄箱や押し入れに新聞紙を置いておくだけで、お財布と環境の両方に優しく除湿をおこなえます。
空気の流れを家具で遮断しない
玄関から窓の直線上のラインに家具を配置すると空気の流れが滞ってしまうため、家財道具を壁際にセッティングしてください。
ただし、壁際に家具を置く際にはカビの発生を防ぐために、数センチ離して置きましょう。
中部屋の賃貸物件は角部屋よりも冬場暖かい
建物の一番外側にある角部屋は、外気温の影響をダイレクトに受けるため冬場寒く、暖房費が高く付く原因になります。
「寒いのが苦手だから少しでも暖かい部屋を選びたい」という方は、外気温の影響を受けづらく、寒い冬場も暖かい室内で過ごせる中部屋を選びましょう。
特に、2階以上の中部屋の賃貸物件は機密性が高いので、外から冷気が入りにくいため角部屋に比べて暖房費を安く抑えられるというメリットがあります。