賃貸物件を選ぶときに注目したい築年数についてですが、築古や築浅といった表現を目にすることがあるかと思います。
判断材料として、これらがどのようなものなのか理解しておけば、よりイメージに合った賃貸物件を探せるかもしれません。
ここでは、築古や築浅それぞれの特徴などについてご紹介します。
賃貸物件の築年数において築古とはどのような建物か
屋外、室内が綺麗にリフォームされていると、その建物が建てられたからどれくらい年数が経っているのか分かりづらいこともあります。
一般的に、建物が建てられてから20年以上経っている物件を「築古」と言います。
業者によっては、30年以上経っている物件のことを、こう定義していることもあるのですが、いずれにしても、建てられてから長い期間が経っている物件をこのように呼んでいます。
決して、古い建物だから良くないというわけではありませんが、あらかじめ理解しておいたほうが、より選びやすくなるでしょう。
こういった古めの賃貸物件を選ぶときは、特にキッチンやバスルーム、トイレなどをチェックして、快適に利用できるかどうか判断することをおすすめします。
賃貸物件の築年数において築浅とはどのような建物か
築古と呼ばれる古い建物と反対に、建てられてからまだあまり経っていない物件を「築浅」と言います。
一般的に、建てられてから5年以内の物件を築浅と位置づけられており、すべてにおいて、新しく心配なく使うことができます。
しかしながら、家賃が高いことが多いので、そこがデメリットであるとも言えるでしょう。
快適にかつ安心して暮らしたい方は、積極的にこういった物件を探すようにするのもおすすめです。
設備なども新しいものが設置されていることが多いので、使いやすく感じることでしょう。
賃貸物件の築年数と耐用年数について
建物がどのような構造になっているのかによって、耐用年数が異なります。
木造の場合は、22年となっており、鉄筋コンクリートの場合は47年となっています。
このように、造りによって耐用年数に違いがあるので、気になる方はそのあたりについてもチェックしてみると良いでしょう。
人それぞれ賃貸物件選びで注目したいことが異なるかと思いますが、特徴を隅々まで把握して、安心できると思う物件を選んでみてください。