これから新たに賃貸物件を探して住みたいとお考えの方は、ある程度の初期費用を用意する必要があります。
敷金・礼金や仲介手数料も必要になりますので、あらかじめその費用を準備しておきましょう。
新しいお部屋で暮らすための日用品や家具類はもちろん、ほかにもお金がかかってきます。
ここでは、初期費用の種類についてご紹介します。
賃貸の初期費用にはどのような種類があるのか
賃貸の初期費用として、さまざまな種類の費用がかかりますので、慌てることがないように用意しておきましょう。
具体的には、退去するさいの原状回復と大家さんへのお礼となる「敷金・礼金」と、不動産会社に支払う「仲介手数料」、さまざまなトラブルに備えて加入する「火災保険料」、そして家賃です。
ほかにも、場合によっては鍵を交換する代金や、保証料なども発生しますし、入居日によって日割り家賃が必要になります。
このようにいろいろな種類がありますが、ざっくりとした目安がほしい場合は、家賃のおよそ半年分かかると思っていると良いでしょう。
もちろん、現在住んでいるところから引越しをする場合は、その費用も必要となり、これは距離や荷物の量などによって変わってきます。
自分で引越し作業をおこなう場合は、引越し費用は不要になりますので、節約したい方は自分でやっても良いでしょう。
賃貸の初期費用の一つである敷金・礼金について
敷金・礼金の目安は、それぞれ家賃1か月分となっています。
敷金は、部屋を出るさいに元の状態に戻すために使われる費用で、保証金のようなイメージです。
こちらは、残った分は返ってきます。
礼金は、感謝の気落ちを伝えるためのものなので、一般的に返ってきません。
ただし、礼金がない物件もありますので、ケースバイケースです。
賃貸の初期費用の一つである仲介手数料について
これは、自分の代わりに大家さんと自分との橋渡しのようなことをしてくれる不動産会社に対して支払うものです。
仲介手数料については、いくつかのルールがあるのですが、どんなに高くても家賃の一か月分以上になることはありませんので、イメージしやすいことでしょう。