「ロフト付き賃貸物件」は30年ほど前に、狭いワンルームの居住スペースを増やすアイデアとして誕生しました。
賃貸物件をお探しの方で、そのおしゃれさから憧れている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ロフトのメリット・デメリットの対策についてご紹介します。
ロフト付き賃貸物件への入居を検討中の方も、現在入居中の方も、ロフトの有効活用にお役立てください。
ロフト付き賃貸物件のメリットとは
まずは、ロフトの定義とメリットについてご紹介します。
そもそもロフトとは?
建築基準法ではロフトは次のように定義されています。
●天井高が1.4m以下で面積がその部屋の床面積の1/2未満であること
●固定のはしごを付けないこと(可動できるはしごに限定)
こうした条件を満たした空間がロフトとみなされ、1部屋としてカウントされず「小屋裏物置等」の扱いとなります。
ロフト付き賃貸物件のメリット
ロフト付きのお部屋は、天井が高く設計されているので開放感があり、ロフトを収納場所として利用することで、さらに居住スペースを広く使えます。
ものを隠すことのできるプライベート空間が確保できるので、急な来客時でも見られたくないものを見られずに済みます。
ロフト付き賃貸物件のデメリットとその対策について
ロフトは実際に暮らしてみないとわからないデメリットが多いです。
ロフト付き賃貸物件のデメリット
ロフトは室内の高い位置にあるので、熱気がこもりやすく、夏場は暑くなりやすいデメリットがあります。
また、はしごでの昇り降りとなるので手に荷物を持っていて落ちそうになったり、寝ぼけて危険な思いをすることもあるようです。
さらに、ロフトに上がれば天井が低く、頭をぶつけたり移動がしにくというデメリットもあります。
デメリットの対策方法
ロフトスペースの夏場の暑さは空調効率の悪さからくるものなので、ロフトを寝室などにする場合はサーキュレーターや小型の扇風機をエアコンと併用して、空気を循環することで暑苦しさが軽減されます。
また、はしごに対する感じ方は人それぞれで、平気な方もいれば、高いところが苦手で怖さを感じる方もいます。
最近では、はしごではなく簡易的な階段が設置されたロフト付き賃貸物件もあるので、探してみても良いでしょう。
さらに、ロフトの天井の高さを利用して、リラックスできる空間を演出してみるのはいかがでしょうか。
本や趣味のコレクションなどを並べ、ラグやビーズクッションのうえでゆっくりと過ごすのも素敵ですね。
まとめ
ロフト付き賃貸物件は居住空間を広く使える反面、熱がこもりやすく狭いなど、メリットとデメリットが存在します。
しかし熱がこもるデメリットはサーキュレーターなどで対策できるので、趣味などを楽しむ空間として有効活用するのも良いかもしれませんね。
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