ゴミ屋敷 ゴミマンション
問題
散歩に行くとゴミを拾って部屋に集める
=ゴミ屋敷になり、夏に腐敗臭が発生
ゴキブリ、ウジ虫等が大量発生し
給湯器も潰れる。
-------------近隣から苦情発生-------------
A
B
C
ゴミ屋敷は家族喪失を前提として発生する。
私には家という空間から家族が欠けていくなかで、空洞化した心の隙間を埋めるように、
家の空間をゴミによって充たそうとしているようにも思える。当事者にとって、もはやそれ
は「ゴミ」ではないのだろう。馴染みのモノ、過去の記憶の宿るモノー--、
モノだけが彼らの心の支えとなる。ゴミ屋敷には「孤独」の影がつきまとう。
共同性を失った地域がゴミ屋敷化をさらに加速させていく。
暴走老人 藤原智美著 文藝春秋刊2007年8月より
その他、
弊社の賃貸住宅管理物件では、ここ半年で、
・ 孤独死=発見1ヶ月後
近所付き合いが無し=これは、老人の引きこもりだ。
・認知症の発症
・隣の鍵を1日中叩き続けて壊す
・夜中に天井を叩き2階の住人から苦情あり
これも認知症か
・時折、部屋の中で奇声を発す=かなり大声
原因不明
と 高齢者のトラブルが多発。
古い木賃アパートは、入居者の大半がこういった高齢者です。
これからも、高齢者はどんどん増えるので、積極的に受け入れていく予定ですが、
対策は、いろいろ必要でしょうね。
弊社では、地域の民生委員、西宮市の厚生課・長寿福祉課とも
連絡を密にしています。
高齢者医療の セミナーに08'4'11に行ってきました。
兵庫県マンション管理士会の主催 担当 岩佐 建洋会員
講師 東神戸病院 副院長 津川計子 先生
「マンション居住者の高齢化と医療、福祉、介護の現状と問題点」
医師は、絶対数が不足していて、さらに勤務医から開業医へのシフトが
大規模に発生。構造的に病院の勤務医が不足しているとのこと。
また、看護士も、大学病院の大量雇用でシフトが発生しており、
公立、私立病院の看護士が不足がちになっている。
こういった、医療崩壊+地域崩壊が進んでいるとのことでした。
また、医療費削減の為、入院日数を減らし在宅へ誘導が行われている。
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高齢者だけが住む屋敷、分譲マンションが増えているが、
こういった高齢者だけの場合に、認知症の発症とか、動けない病が発症すると
近隣から見ると、非常にやっかいになってくる。
地域での互助とか、対応が出来る体制が整っていない等・・・
一つは、成年後見人制度の活用、特に意識の有る間に任意後見人制度を
活用することが、肝要の様です。
>任意後見は,まだ判断能力が正常である人,又は衰えたとしてもその程度が
>軽く,自分で後見人を選ぶ能力を持っている人が利用する制度です。
> 任意後見人の仕事は,本人の財産をきちんと管理してあげるとともに,
>介護や生活面のバックアップをしてあげることです。
>なお,任意後見人の職務は,自分でおむつを替えたり,掃除をしたりという
>事実行為をすることではなく,あくまで介護や生活面の手配をしてあげることです。
http://www.koshonin.gr.jp/nin.html
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参考図書
『「痴呆老人」は何を見ているか』大井玄著、新潮新書、700円(税別)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080404/152263/?P=2.TXT
・老いを直視すると、うつになる世界
・知力ではなく「つながり」の低下が痴呆を生む
・ほどけていく「私」を結び直せ
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『暴走老人』 藤原智美著 文藝春秋刊2007年8月
全国化するゴミ屋敷問題
膨張するテリトリー感覚=ゴミ屋敷の増加=腐敗臭で地域から浮き上がる。
ベッドタウンの地域に孤独化を防ぐシステムが無い=
以下例によってOCR変換ですので、誤字脱字変換水ミスにご注意を
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全国化するゴミ屋敷・ゴミマンション問題
いま地域が抱える大きな問題といえば、すぐにあげられるのが全国各地に誕生しつづけて
いる「ゴミ屋敷」である。
ときにメディアでクローズアップされるが、多くの自治体ではその対応に頭を痛めている。
このゴミ屋敷の住人の大半は、独居老人である。
私たちは、独り暮らしの老人の心の風景を、「ゴミ屋敷」に象徴的に見ることができるかもしれない。
介護医療の専門家の立場から書かれた、関なおみ著『時間の止まった家』=光文社新書=で
は、
「問題を抱えた人は、自分一人で作り上げてしまった物語に囚われて、身動きができなくなっている」
と、彼らとのコミュニケーションが非常に難しいさまを語っている。
また、精神科医の春日武彦は『家屋と妄想の精神病理』=河出書房新社=のなかで、
「おおむねゴミ屋敷の住人は独り暮らしである。
痴呆か精神分裂病がほとんどで、
しかしなかには『文学的狂気』としかいいようのない人物もいる」 と述べている。
そのためか、「自分の周囲に馴染みのあるものを集めることで、
気持ちの安定を図ろうとする心理が働くらしい」。
ゴミ屋敷誕生の原因を、認知症や統合失調症という病に求めることは、確かに可能なのだろう。
だが、発症する以前に家族という人問関係が作用している例はあるはずだし、
また、家族がカバーすることでゴミ屋敷化は防げるはずだ。
ゴミ屋敷は家族喪失を前提として発生する。
私には家という空間から家族が欠けていくなかで、空洞化した心の隙間を埋めるように、
家の空間をゴミによって充たそうとしているようにも思える。当事者にとって、もはやそれ
は「ゴミ」ではないのだろう。
馴染みのモノ、過去の記憶の宿るモノ、
モノだけが彼らの心の支えとなる。
ゴミ屋敷には「孤独」の影がつきまとう。
共同性を失った地域がゴミ屋敷化をさらに加速させていく。
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このゴミ屋敷の住人から、何らかの胸の内を聞きだすという可能性にかけて足を向けたの
だが、不在であった。たとえ留守でなくても、簡単には接触できなかっただろうと思う。
近所に住む人がこういった。
「わが物顔でやりたいほうだい。家の前の歩道も街路樹も、
全部自分のものという感覚。
とにかく手がつけられないんです」
実はゴミ屋敷は、こうした隣り近所に迷惑をかける一戸建ての民家ばかりではない。
マンションのなかにも、いわば「ゴミマンション」が存在する。
個人住宅専門の清掃業者の話によると、
「ゴミ屋敷以上にゴミマンションのほうが実数は多い。
ただ一戸建てと違って目立たないだけ」という。
確かにマンションの内部は建物の構造上、外からは見えにくい。
だが一歩なかに入ると、
コンビニ弁当の容器やポリ袋、雑誌、衣類が山をなし、
捨てられない家具や道具などで、
足の踏み場もないほど散らかり放題。
コンクリートの巨大なゴミ箱と化している住宅は、私たちの想像以上にあるようだ。
「独り暮らしのお年寄りばかりではないですよ。若い住人も多い。
なかには家族のケースもある。
両親、子供はそれぞれ会社や学校に普通に通っていて、身なりも清潔そのものです。
ただ、自分たちで清掃できない。料理もしない。食事はほとんど外食か弁当でしょう。ゴミ
マンションは隠れたゴミ屋敷です。全国にどれくらいあるか見当もつかない。
考えると怖いことですよ」と、その清掃業者はいった。
結局、ゴミマンションがゴミ屋敷ほど顕在化しないのは、
マンションという密室に臭気が閉じこめられているということも大きいのだろう。
隣り近所を巻きこむほどの悪臭を放たない分、
地域社会の問題として露出もしないのだろう。
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